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高圧ポンプで濡れないミスト
加圧ポンプにより加圧された水が口径のきわめて小さなミストノズルから押しだされ、細かなミストを発生させます。圧力が高くなればなるほど水粒子は細かく、ボリューム（粒子数）は多くなります。
7MPa近くまで加圧する高圧ポンプを使用するとミストの粒子径は大半が5ミクロン以下となり、いわゆる「ドライなミスト」となり、ミストが地面や床に落下するまでに大気中で蒸発し、そのときの気化熱で周囲の温度を引き下げます。
高圧ポンプは大規模なスペースから小さなスペースまで適切に対応できるよう、各種流量サイズのラインアップとなっています。全機種屋内・屋外の使用ができます。
＊ミストポンプを選択される際の注意
ミスト装置の使用環境、稼働時間、装置の総吐水量に応じて適切なミストポンプを選択する必要があります。ミストポンプの流量はミストノズルの全吐水量より多く、但しポンプには最低噴霧量設定(ポンプ流量の５０％)があり、それを下回らないようにしてください。
▲管理ボックスに収納した温度・湿度センサーつきの加圧ポンプの自動装置
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| 当社高圧ミストポンプの特徴 |
- 高圧加圧ポンプには、長時間使用可能なベルトドライブの「高圧プレミアムポンプ」と１日８時間使用可能なエコノミータイプの「高圧ダイレクトポンプ」の２種類があります。
- 付属品（全機種）
5ミクロンフィルター、フィルターハウジング、1次側給水からフィルターハウジング及びミストポンプまでの配水チューブ(1/2”低圧チューブ)３ｍ、それら接続に必要な継手。
※1次側給水との接続継手は、1/2”オスねじ(NPT)または3/4”メスねじ(GHT)となっています。
- 全機種の給水口には「電磁弁」が付いています。
ミスト装置の稼動/停止は加圧ポンプON/OFFスイッチで行えます。
「電磁弁」：電磁弁は加圧ポンプがOn になると自動的に開き加圧ポンプへの給水を行い、Off になると給水を停止する仕組みになっています。したがって１次側の給水口（元栓）は常に開放した状態で使用が可能です。
- 全機種「アンローダーバルブ」、「サーモスタットリリーフバルブ」、「水圧計」を装備しています。
「アンローダーバルブ」： 水圧を調整します。初期設定は6.9MPa です。
水圧は6.9MPa以上にしないでください。
「サーマルリリーフバルブ」：ポンプ内の水が高温（62.8℃）になるとバイパスチューブ内の温まった水を自動的に加圧ポンプの外部に排出し、ポンプのオーバーヒートを防ぐ機能を持っています。
- 高圧プレミアムポンプは、「アワーメーター」、「ブレーカー」を装備しています。
「アワーメーター」：ポンプの延べ稼働時間を表示。
オイル交換などのメンテナンスの時期を確認する際便利です。
「ブレーカー」：ポンプすべての回路保護。
- タイマー（開始/ 停止時間の設定や間欠運転の設定）、温度・湿度センサー（温度・湿度の設定）による自動操作をご希望の場合は、「制御盤（コントローラー）」を作成いたします
- 貯水タンクを使用する仕様をご希望の場合は、ご相談ください。
- カタログ掲載にない流量の多い、または少ない加圧ポンプをご希望の場合はご相談ください。
- ポンプ単体、モーター、電磁弁、制圧弁、水圧計、シールなど加圧ポンプに使用されているパーツに不具合が生じた場合は、補修用に適切な製品をお取り寄せいたします。
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| ミストポンプ製品ラインアップ |
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