「グリーンコム」ミスト装置の特徴
特徴1 濡れないミスト
植物は葉が濡れると、病気を防ぐため気孔をとじる習性があります。また灰⾊カビ病などの病気のリスクも⼤きくなります。したがってミスト装置を使⽤するにあたり“葉濡れ”を回避することが重要になります。そのためには葉濡れを起こさない、気化しやすい⼩さい粒径の細霧を発⽣させる装置や、ミスト停⽌時に起こるノズルからの⽔滴落下を回避する製品選びが重要となります。
濡れない装置1:⾼圧ポンプ
ミストの粒⼦は⽔圧が⾼くなればなるほど、細かく気化しやすい細霧となります。約7MPaまで加圧する「グリーンコム」のミストポンプは平均12.2ミクロン(0.15mノズル使⽤時)の⾮常に細かい気化しやすいミストを発⽣させます。⽔圧の低い加圧ポンプや動噴器では、きめの細かいミストにならず、作物の葉を濡らす原因となります。
濡れない装置2:ミストノズル
ミストの粒⼦を細かくするため、極細吐⽔径サイズの「0.15mm」のミストノズルを採⽤。
⽔滴落下防⽌ボール弁付ミストノズル。加圧ポンプが停⽌し⽔圧が低下すると、噴霧孔を閉じる⽌⽔ボール弁が内蔵、⽔滴落下を防⽌します。
※0.15mmノズルは、噴霧孔が⾮常に細かいため、⽔圧5.6MPa以下では正常なミストになりません。
濡れない装置3:耐圧電気式ドレイン
ミスト装置停⽌後、配管内の圧はミストノズルからゆっくり抜けていきます。そのため低圧時にミストノズルから、粒⼦の粗いミストを噴霧してしまい、葉濡れの原因となります。耐圧電気式ドレインはミスト装置停⽌時に弁を開き、すばやく配管内の圧を抜き、きめの粗いミストの噴霧、⽔滴落下を防⽌します。
濡れない装置4:制御盤・湿度センサー
制御盤のコントロールによりミストを間⽋運転させ湿度が溜まることを防⽌します。また湿度センサーの働きにより、ミストが気化しなくなる⾼湿度の状態になる前に⾃動的にミスト装置を停⽌させることができます。
特徴2 施⼯が簡単
給⽔管にグリーンコムの3/8”耐圧ナイロンチューブとSlip Lokジョイントを使⽤すれば、簡単に短時間でミスト装置を設置することができます。⼀般的なミスト装置の給⽔管に使⽤されるステンレス管は、切断や接続に⼿間と時間がかかり、柔軟性がないので取り扱いに時間を要します。⽐べて当社耐圧チューブは、⾼品質で耐圧性能にも優れたうえに、切断、接続が簡単、柔軟性があるので⾮常に取り扱いやく、施⼯コストを⼤幅にカットすることができます。
耐圧チューブはチューブカッターやパイプカッターで簡単にカット可能。
Slip Lokジョイントはワンタッチジョイントでなので、耐圧チューブと⼯具なしで取り付け、取り外しが可能。
設置場所での⻑さ調整が容易。
施⼯時間、コストを⼤幅にカット。
噴霧量の多い⼤きな施設では、メイン配管に内径の太いSUSパイプを使⽤し、ミストノズルを取り付けるミストラインに耐圧チューブを使⽤することができます。
特徴3 施⼯後のミストノズルの向きが調整可能
ミストノズルを取り付ける「Slip Lokミストノズルフィッティング」は耐圧チューブとの接続部分で回転するので、設置後に噴霧⾓度を調整することができます。
特徴4 取り外しが可能
Slip Lokジョイントは耐圧チューブと⼯具なしで簡単に取り外すことができるので、設置後の⻑さ調節が簡単にできます。また装置の撤去、再設置も可能です。